たけし

ビートたけしの『裸の王様』(講談社新書)を読み終えた。彼の本は何冊か過去に読んだが、どれも歯に衣着せぬ言い回しで気持ちいい。視点がごく簡潔で、「普通、みんなこんなことを考えているはずなのになかなか言葉に出来ない」ことを彼自身色が溢れる、すごく分かりやすい日常語で語ってくれる。


彼は政治、経済や社会制度に文句が多い。代弁してくれて気持ちの良い部分が多い。慇懃無礼で内容のない本や、回りくどくて遠まわしに言い過ぎてなに言ってるかわからない本よりずっと良い。


彼の対談本は面白い。