今の現状を分析することではなくて

議論することでもなくて、行動によって異なる結果を出す、それに尽きると思う。

僕は、頭でっかちな方なので、自分の頭の中でシュミレーションできたら、それで満足してしまうタイプ。事柄によってはマスターベーション的な時もあると思う。叶わないなら、最初から望まない、だから頭の中だけで満足して終わりにしよう、みたいな時。

議論することに集中しすぎて、議論が議論だけで終わることがある。
「結果」は変わらず。それは、目の前の各論にフォーカスしすぎて、課題の本質を見誤っているからだろう。

そのためには「視点」が重要だ。
長期的なテーマに沿って、それを実現するために立てる戦略。
直近のもの、目の前のことをまずはうまく回すための戦術。

あなたはいま、歩いている。
目の前に石がある。
あなたはつまずかないように、石にフォーカスする。
前を見てないので、電柱にぶつかった。

もう少し歩いた。
また石があった。
石ばかり見ていたらつまずいたので、
今度は前を見ることにした。
見通しがよく、道の端まで見える。
今度は、水たまりにはまった。


要はこのバランスなのだと思う。
今、私は、会社の中ではいち営業マンでしかない。
しかし、私が、リーダーの視点、GMの視点、経営ボードの視点、社長の視点でものを見ることは私にとってとてもよい訓練になると思う。

私が経営者だったら、今日のこの商談でこの発言をしたか?
私がGMだったら、今日のこの会議でこの発言をしたか?

私が株主企業の財務部・子会社の採算性について任されているとすると
この現象についてどう判断したか?

私が、、、、、、
私には、この、「私が、」の訓練が必要に思う。
これは、私以外の社内の人にも必要に思う。

素晴らしい人材たちが、眠っている。
どうにかして、みなが目を覚ます方法を見つけたい。
みなが、いきいきと働く姿が見たい。
そんな場に、私は身を置きたい。