思想と思想家

Yuske2006-11-14


以前勤めていた会社に用事が有って、昨日少し立ち寄った。

今回は懐かしい顔に大勢、会えた。調度、4時前後だったから、会議の前の移動だったようだ。

或る先輩に、blogを時々読んでいるよ、お前は思想家みたいな奴だったんだなあ、と言われた。

嬉しかった。
blogにはたいしたことは書いていない。お世辞にも、巷間の他のblogと較べてみても、面白いblogではないと思う。

本当に単なるメモ帳だから。

ただ、思想家と言われたのは、嬉しい。


二十歳の頃、哲学者になろうと考えていた。ただどうしても、日々の糧の事を心配してしまう。
哲学は一種の病であるから、哲学という病に感染しているということは、既に日々の糧の事など頭になく、「考えてしまう」という病に侵され、ちょっとした変人の様になってしまうことだろう。

この考え方も実に偏見に満ちており、まともな頭でまともに哲学している哲学者もある。

何故だか、哲学というとニーチェ、イメージで言うと画家のサルバドール・ダリを思い浮かべてしまう。


感じたこと、考えたことを著して、それで生活できるなら、どんなにいいことだろう。

自堕落な私には、それは則ち隠遁の始まりのように思うが。