四半期

会社の業績を四半期で振り返ることは多い。

私が生きている時間も、気がついてみれば四半期を過ぎようとしていた。


来月で齢も26になる。


足跡は、歩いて来た道に残せただろうか?

のちの人がその足跡を見て、何かしらの目安にすることができるだろうか。


誇りを持って行きよう。
自らの生に。


二十歳の頃、自分という存在、一つの概念が今いるこの世界に生じてしまったことを何かの間違いだったと否定し続けていた。


たどり着いた結論は、存在の因果はともあれ、意思が方向性と力を持てば意志になり、その意志というものこそが、唯一自分で作り出せる最小かつ確実な、現実世界を変化させるための因子だ、と。


ここでいう「変化」は「変わりうる可能性を秘めた性質」であって、ニュートラルだから、善くも悪くも変わる。

どのような属性の「変化」を起こせるかは、私次第だ。


久しぶりに友と話をして、残りの四分の三の人生を変えてゆくのは、他でもない私自身なのだ、と再認識した。