宗教の誤解とシンボルの誤用

奈良の鹿坊主、宗教的シンボルの誤用があり、問題だと思う。
そして、あのマスコットに500万円もの賞金が支払われたことと、審査プロセスが不明瞭で、どうやら談合が行われたらしい、ということは大きな問題だと思う。


鹿坊主の額のチャクラの点は、仏陀のみに許されたシンボルで、他のシンボルに用いてはならないし、ましてや商業利用されるなどもっての外だ。
また、仏教的なキャラの癖に、聖人を意味する「セント」という名前なのも、意味が不明だし、どうしてわざわざそんな分かりにくいことをするのか理解できない。
また、仏陀を模しているマスコットに、悪魔の象徴である角を生やしていることも、基本的な宗教的なシンボルに対する理解がないことを意味している
。頭に生えたヤギの角、または鹿やヤギなどの系統の動物の角が、悪魔の象徴だということは、ある種常識の範囲だ。
これを作ったのが国立大学の教授というから、聞いて呆れる。


このシンボルが将来、奈良の都の至る所に見られ、そしてをそれを外国からの旅行者に見られたとするならば、国際的な大恥だ。
一刻も早く、マスコットの使用を停止してほしい。