こんな本を待っていた!勝間和代さん「読書進化論」。本はWEBに負けていません!

20歳の頃、大学に行っていないコンプレックス+ニーチェの「力への意志」を読み、「自分で読書をすることで、理論武装and知識強化だ!」と思い立ち、1年間で10000冊読むことにした。
2000冊くらい読んだあたりで、読書に対してはかなりの持論が出てきていた。
立花隆さんにもかなり影響されていた。

そんな時に考えていたことの多くが、読書進化論では、わかーりやすく解説されている。

よく「この著者の考えていたことは、まさしく自分がいいたかったことそのものだ」と思って、嬉しくなることがある。
それは自尊心を満たすものでもあるかもしれない。


この本は、人に何かを教える立場の人には必ず読んでほしい。
また、大学1年生は必読。
できれば、小学生くらいにこの本を読んで影響して、小学生の頃から毎年100冊くらい読むのが平均、ってくらいに社会が変わってほしい。
ちなみに、子供の読書数の世界No.1はフィンランド
雪が多いから、屋内での活動が多くなるからかもしれないが、くだらないテレビ番組を垂れ流し状態で見ていたり、大手ゲームメーカーの奴隷のようにゲームばっかりやっているよりは、読書をした方が断然いい。

私は田舎の小学校で育ったが、6人しかいない私のクラスは、毎年1人平均して200冊くらい本を読んでいた。
これはいい経験だったと思う。

資源のない我が国では、国力強化を図っていく上で、若年層の知識レベルの強化は切実な課題であるが、読書という、非常に簡単な方法を習慣化することで、5年10年の将来の結果が変わってくると思う。

本の話をすると、紙資源の無駄、という人もいるが、それならば、くだらないDMやら雑誌やら、フリーペーパー、天下り先が発行している誰も読まない政府広報物などをすべてやめてしまえばいい。


成人が、毎日本が1冊読めるような社会にしたいものだ。
それも、小説ではなくて、ノンフィクションの本を1冊。

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