たまたまかもしれませんが

今日は金曜日なので、皆それぞれに予定があるということで、18時半には誰一人、オフィスにいなくなりました。
日中は、コーヒーブレイクが2回くらいあり(人に寄って様々です)、その時に同僚の家族や友人の話を聞くことはありますが、それ以外は皆黙々と仕事をしている状態です。


素晴らしいことだと思います。
外資の場合、というと語弊があるかもしれませんが、皆、契約の際に
「君の役割はこれね。これやってもらいますね」
「了解です。私、それやります(それをやって結果を出します)」
というような契約をしているので、十分な結果が出ない場合、仮に解雇になっても文句はない、みたいに書いてある契約書も中にはあるので、みな真剣です。

また、ポジションが明確なため、例えば誰かに何かを頼まれた場合でも、
「それはアシスタントに任せるべき仕事だから、彼/彼女に言ってくれ」
なんていう発言があっても、相手も
「なるほど、そうか、わかった」
なんて、不快な顔もせず、了承してくれるケースも多いのではないでしょうか。


当の本人も自分が「どんな仕事をどれくらいの時間やって、どれくらいの結果を出しているか」が問われるので、なるべく、自分と関係ない仕事はしたくありません。たとえ、同僚を手伝っていたとして、それが非常に素晴らしいことであっても、彼/彼女の本業の成績が振るわない場合、契約によっては、解雇になる場合もあります。(助けたことが原因ではなく、彼/彼女自身が結果を出していないという事実に対してしか、判断は下されない)


一見当たり前のようですが、日本企業だと、ここまでドラスティックにしている会社はあまりないように思います。