かなり惹かれる組み合わせ

共通点=アルファブロガー、猛烈な読書家。

子飼弾さんは、ブログを読んだことがあるのと、ブックラバーズで声を聞いたことがあるくらいで、ブログから派生して、雑誌などで対談していらっしゃったのを数回見たことはあったが、生でお会いできたのは初めて。

勝間和代さんは、生でお会いするのは4回目となった。


テーマは「知的生産がゆとりにつながるか、ゆとりが知的生産につながるか」。
のっけから子飼さん、「そもそも全ての生産、ちょっとでも人間の脳を通過して行われたことは、全て何かしらの意味で、知的生産なんだよね」とのこと。


おおっと、いきなり暴走か?と思われたが、言っていることは確かにその通りだ。


トークショー自体は、正直、司会進行がスムーズでなかったというか、トークのテーマがちょっと話にくいテーマだったので、途中から「読書とは論」になってしまっていたが、子飼さんが好きなように話をし始めたくらいからが面白かった。


時々暴走した子飼さんの言葉を勝間さんが「翻訳」するようにして、オーディエンスに解説していたのが面白かった。

予定は1時間ちょっとだったようだが、饒舌になってきた子飼さんを誰も止められない。
結局1時間45分くらいだったが、内心、あと1時間くらい話してほしかった。


弾言について。
弾言で言っていることの根源は、やばくなることを想定して、少ないお金で生活することに自分を慣れさせておけ。まずはそこからで、そのあと、収入を上げることに取り組んだらいいんじゃん。ということ。

おっしゃる通り。


読書について、沢山読んでいる、と思っている人でも、恐らく子飼さんのように10万冊やら12万冊という冊数は読んでいないだろう。「良書を見つけるにはどうしたらいいか?」という人に限って、年間100冊も絶対読んでいない。
僕は20歳くらいの時に、年間1万冊読破をしたのだが、その際にわかったのは、「良書は100冊に1冊くらいしかない」ということ。

そして、1000冊から2000冊読んだくらいから、表紙、著者名、目次を見ると、大体良書かどうかわかるようになった。最終的には、良書も悪書もどんどん読んでいくしかないのだ。


小学生の時、6年間で、600冊は最低でも読んでいる。
中学生の時、毎年250冊くらい読んだので、750冊。
高校の時は、毎年100冊くらいなので、300冊。
これで、1850冊。

予備校の時に、10000冊。
社会人になって、毎年最低平均200冊くらいなので、6年で1200冊くらいか。
これで合計で大体13000冊くらいか。

うーん、子飼さんと比較すると、まだまだだ。。。


トークショーの後、やっぱり3冊くらい、本を買ってしまった。